今回の間取り4つのポイント
- 27坪とコンパクトながらの3LDK
- 広々4畳のバルコニー
- 階段室を建具で仕切れます。
- リビング収納付きLDK17畳
第5回無料で間取り作成しますon Twitter概要
2020年7月2日にTwitterで【無料で間取り作成しますon Twitter】の募集をしました。
- 抽選1名様
- 条件:フォロワー限定でこのツイートをRTしてくれた方
- 締め切りは7月10日23時59分
- 46坪以上2世帯住宅は対象外
- 作った間取りをSNSで公開。
リツイートしてくれた人は14名。
抽選の結果、第5回目の当選者は、@otto0621さん
間取りの要望
土地
- 東道路
- 土地約28.45坪
家全体の要望
- 30坪以内
- 動線のよい間取り
1階の要望
- 土間収納◉
- ファミリークローク▲
- 独立洗面所▲
- L字型LDK◉
- リビング階段(扉をつける)▲
- パントリー ◉
- リビング収納▲
※妥協できるところ▲ ※妥協できないところ◉
2階の要望
- 廊下から出れるベランダ
- 子供室2室
- 主寝室
- インナーバルコニー
作成した配置図
30坪以下の狭小敷地に建物と駐車2台。
隣地境界線ギリギリの寄せた狭小住宅です。
敷地境界戦と建物の距離は民法で50cm以上と定められています。建築基準法では特に定められていませんが、建物を建てる際に、建物外周部に足場を設置するので、足場が設置できる程度は開けたほうがよいです。
作成した間取り
間取りの説明
- 無料間取り作成の場合、詳細な土地情報などがないままに間取りを作成することが多いです。今回も周辺敷地の情報が不足していました。その場合、今、依頼者が計画を進めている間取りを参考にさせてもらいます。今回も外形サイズは現間取りからあまり変更せずに作りました。
- 駐車場を除いき最大限に敷地を活用するためにLの字型の間取りとしました。
- 延床面積91.07㎡(27.54坪)とコンパクトながらも4人家族が住める間取りです。
- 最近では、LDK18帖以上が標準的になってきましたが、私の記憶によると、ひと昔前は16帖が標準でした。ですのでこの大きさの建物で17帖確保できれば広いです。
間取りの構成
- 【間取り】:3LDK+シューズクローク+パントリー+リビング収納
- 【キッチン】:壁付けキッチン
- 【玄関】:東玄関
建物概要
- 外形サイズ:12.74m×5.46m(Lの字型の間取り)
- 1階床面積:46.36㎡(14.02坪)
- 2階床面積:44.71㎡(13.52坪)
- 延床面積:91.07㎡(27.54坪)
作成した外観
- Lの字型の間取りを活かした外観デザインとしました。
- 玄関が出っ張る場合は袖壁を取り付けて、少し凹ませるとよいです。
- バルコニーの屋根にアレンジを加えています。
狭小住宅のメリットデメリット
メリット
- 施工面積が小さいの建築コストを低くおさえることができます。(坪単価は上がります)
- 狭小住宅は、nLDKの型をあてはめると手狭になります。必然的に設計の工夫が求められ、とても面白い家になる可能性を秘めています。例えば・・・、各部屋を小さくして、共用スペースを多目的な用途とし、空間を最大限に活用する手法など・・。
デメリット
- 狭小住宅の場合、nLDKの概念で捉えると手狭になりがちです。20坪台で、3LDK以上の間取りを作る場合は、極力廊下を減らす必要があります。
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